社会的孤立・孤独感があると心臓病や脳卒中リスクが30%高い❓
Heart、2016年4月18日オンライン号より。
社会的孤立・孤独感があると心臓病や脳卒中を起こすリスクが30%高い!という報告です。

食事・運動・睡眠など健康に重要な要素は色々とありますが、メンタル面のケアも非常に重要です。社会との関わりを持ち、孤独を感じない生活ができれば、毎日を楽しく暮らせるだけではなく病気のリスクが減りより長生きできるようになるかもしれません♪
【試験概要】
研究デザイン:システマティックレビュー/メタ解析
対象:2015年5月までに発表された16件(23文献)のコホート研究で、4,628例の冠動脈疾患と3,002例の脳卒中を含む。うちメタ解析に使用されたのは冠動脈疾患に関する11件と脳卒中に関する8件。
試験期間:3-21年間
【試験結果】
社会的孤立・孤独感では冠動脈疾患の発症リスクが29%高かった(RR 1.29)
社会的孤立・孤独感では脳卒中の発症リスクが32%高かった(RR 1.32)
【論文リンク】